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パリ8日間の旅の紀行文


8月21日(木)

エッフェル塔まで 二階建てバスで行く。
二階に乗り街を眺める。。街を彩る緑はマロニエ。丸い実が下がっている。
栗のイガのよう。
凱旋門が見えた。門の左右の彫刻がいい。
近距離から見上げるとエッフェル塔はとても大きい。広場は人でいっぱい。
エレベーターで上るのに並んでいるのだ。私たちは足で上ることにした。
階段は広い。脇を鉄骨で囲まれているから怖くなかった。

「エッフェルの 巨大な足の 真ん中で 抱きあうパリの 恋人たちよ」(雛菊)

550段上り中腹へ。パリが一望できた。道が放射状に延びている。
セーヌ川クルージング。
川からルーブル、オルセーなど眺めた。
途中の何本かの橋もよかった。
川岸にはイスにすわって川を眺めている人がいっぱい。
サンチェアーで日光浴の老夫婦。絵を描いている人。
一周コースでエッフェルに戻ってきた。
川岸のカフェでバゲットのサンドウイッチとコーヒー。卵やハム野菜がはさんであった。
パンがおいしい。夫はこのサンドが気に入ったようだ。
シテ島のノートルダム寺院 。
ここでもうえに上がるため並んだ。5メートルほどの列。
待っている間、おもしろいおじさんがいた。
道歩く観光者に日本でいうと「ひょっとこ」みたいなゴムのお面かぶって、
後ろから現れおどかすのである。
若い娘がキャーと驚く。驚く姿を眺めてみんな笑うのだ。
このお面ノートルダム寺院の特徴をなすキマイラのつもりなのか。
キマイラは架空の鳥、怪物、動物の彫像だが、寺院から首を伸ばし外界を見渡している。
らせん階段は狭く目が回るほどだったが、キマイラが目の前で見られた。
粘土で作ったようなおおらかでユーモアがある。
上には大鐘があった。
下に降り正面からノートルダム寺院の全体像を見た。側面と全く違う表情をしている。
正面入り口も人の列。正面の聖堂には「バラの窓」と呼ばれている有名なステンドグラス
があるのだ。残念だが見る時間がなかった。
夕食はホテル近くすしの店。
フランスに来てキリンビールと寿司か?とつっこまれそうだけど、夫がお米ものが
食べたいと言うから。
味? おいしいわけないけど、夫はお米が食べられて嬉しそう。
どうも経営は日本人ではなく、台湾の人っぽい。


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