表面積が一定である直方体のうちで、体積が最大なものは、
立方体であることを証明せよ。
高校3年生の陣内です。
先生、どうかよろしく、ご指導お願いいたします。
表面積が一定である直方体のうちで、体積が最大なものは、
立方体であることを証明せよ。
高校3年生の陣内です。
先生、どうかよろしく、ご指導お願いいたします。

表面積S=2ab+2bc+2ca……①
体積V=abc……②
表面積が一定k(>0)だから、①を変形して、
2ab+2c(b+a)=k
k-2ab
c=──────
2(a+b)
これを②に代入すると、
k-2ab -2a2b2+kab
V=ab・──────=─────────
2(a+b) 2(a+b)
したがって、Vはa,bの2変数関数だから、
極値をもつのは、偏導関数が、
∂V ∂V
──=0、 ──=0のときだから、
∂a ∂b
∂V (-4ab2+kb)2(a+b)-(-2a2b2+kab)2
──=────────────────
∂a 4(a+b)2
-8a2b2+2kab-8ab3+2kb2+4a2b2-2kab
=────────────────
4(a+b)2
-4a2b2-8ab3+2kb2
=──────────────
4(a+b)2
-2b2
=───────・(2a2+4ab-k)
4(a+b)2
∂V
──=0とすると、
∂a
a>0,b>0より、
2a2+4ab-k=0
2a2+4ab-{2ab+2c(b+a)}=0
2a2+2ab-2c(b+a)=0
2a(a+b)-2c(b+a)=0
2(a+b)(a-c)=0
a-c=0より、a=c……③
∂V
──=0のときも同様にして、b=c……④
∂b
③④より、極値をもつのはa=b=cのときである。
したがって、立方体のときVは最大となる。
(極値が極大になるのは……?)
(別解)
相加平均と相乗平均の関係を使う。
「いくつかの正数の和が一定のとき、それらの数の積が最大
になるのは各数が相等しいときである。また、いくつかの正
数の積が一定のとき、それらの数の和が最小になるのは各数
が相等しいときである。」より、
表面積S=2ab+2bc+2ca=k(一定)より、
(ab)+(bc)+(ca)=k/2(一定)
各数は正数。
それらの積は
(ab)・(bc)・(ca)=a2b2c2
=(abc)2
体積V=abcが最大になるのは、(abc)2が最大に
なることだから、
(ab)=(bc)=(ca)
∴a=b=c
立方体のとき体積Vは最大となる。
別解の方が易しいですね。