△ABCにおいて、辺BC上に点Dを、辺AC上に点Eをとり、BD:DC=1:2、AE:EC=1:2とする。
BEとADの交点をPとする時ベクトルAPをベクトルABとベクトルACで表せ。
ただしメネラウスの定理を使用しないこと
と言う問題の解き方がわかりません
★希望★完全解答★
△ABCにおいて、辺BC上に点Dを、辺AC上に点Eをとり、BD:DC=1:2、AE:EC=1:2とする。
BEとADの交点をPとする時ベクトルAPをベクトルABとベクトルACで表せ。
ただしメネラウスの定理を使用しないこと
と言う問題の解き方がわかりません
★希望★完全解答★
お久しぶりです
\(\vec{AD}\)=(\(\frac{2}{3}\))\(\vec{AB}\)+(\(\frac{1}{3}\))\(\vec{AC}\)
3点A,P,Dは一直線上にあるから
実数sを用いて
\(\vec{AP}\)=s\(\vec{AD}\)とおけて
\(\vec{AP}\)=(\(\frac{2}{3}\))s\(\vec{AB}\)+(\(\frac{1}{3}\))s\(\vec{AC}\)・・・①
\(\vec{AE}\)=(\(\frac{1}{3}\))\(\vec{AC}\)
点Pは線分BE上にあるから
実数t(0<t<1)を用いて
\(\vec{AP}\)=t\(\vec{AB}\)+(1-t)\(\vec{AE}\)とおけて
\(\vec{AP}\)=t\(\vec{AB}\)+(\(\frac{1}{3}\))(1-t)\(\vec{AC}\)・・・②
\(\vec{AB}\)と\(\vec{AC}\)はゼロベクトルでなく平行でないので
①②より
(\(\frac{2}{3}\))s=t,(\(\frac{1}{3}\))s=(\(\frac{1}{3}\))(1-t)
これを解いて
t=\(\frac{2}{5}\),s=\(\frac{3}{5}\)
よって
\(\vec{AP}\)=(\(\frac{2}{5}\))\(\vec{AB}\)+(\(\frac{1}{5}\))\(\vec{AC}\)・・・(答)
こんにちは。
この問題は「座標平面上で、与えられた2直線の交点を求めよ」という問題と、本質的
には同じです。同じだと分かっていれば、ほとんど計算問題です。つまりは「分かってい
ますか」と問われているのです。
さて、以下の文章では、ベクトルを表す→記号は、適宜省略します。また、実数を表す
文字として、m,nなどを用います。それぞれの文字がベクトルを意味しているのか実数を
意味しているのか、よく注意しながら読んで下さい。
まず、解答の前に確認しておくことがあります。
平面上に、原点Oと、O以外で互いに異なる点A、Bを考え、→OA=a、→OB=b
とします。また、平面上の点P、Qに対し、→OP=p、→OQ=qと表すことにします。
この時、任意のPに対して、実数mと実数nの組がただ1組だけ存在し、
p=ma+nb
と表せます。
★特に p=ma+nb、q=xa+ybで、かつp=qならば、 m=x かつ n=y
です。
つまり、平面上の点Pと、実数の組(m,n)は1対1に対応します。言い換えれば平面
に、O、a、bを基準とした座標を導入できたわけです。
こうなることは、実際に3点O、A、Bを図に書き、OAとOBに平行な直線をたく
さん引いて考えれば納得できると思います。
(特殊な場合として、通常のxy座標で、点(0、0)にO、点(1、0)にA、
点(0、1)にBと名前を付けると、上記が成り立つのはすぐわかるでしょう。)
以上が理解できていれば、この問題は簡単です。
では、解答です。
△ABCにおいて、点Aを始点とした点B、点C、点D、点E、点Pの位置ベクトルを、
それぞれb、c、d、e、pで表す。
DはBCを1:2に内分する点だから
d=(\(\frac{2}{3}\))b+(\(\frac{1}{3}\))c
(これは公式です。なぜこうなるか、分からなければ教科書を見て下さい。)
同様に、e=(\(\frac{1}{3}\))c である。
さて、直線AD上にある点Qを考える。Qの位置ベクトルをqとすれば、ある実数m
を用いて、
q=md=(2m/3)b+(m/3)c
と書ける。
また、直線BE上にある点Rを考え、位置ベクトルをrとすれば、
→AR=→AB+→BRだから、
rは、ある実数nを用いて
r=b+n(e-b)=(1-n)b+(\(\frac{n}{3}\))cと書ける。
そして求める点Pは、直線ADと直線BEの交点だから
p=(2m/3)b+(m/3)c=(1-n)b+(\(\frac{n}{3}\))c
と表せる。
ここで★を考えて、b、cの係数を見比べれば
2m/3=1-n かつ m=n
これより m=n=\(\frac{3}{5}\)
つまりp=(\(\frac{2}{5}\))b+(\(\frac{1}{5}\))cであり、
求める答えは
→AP=(\(\frac{2}{5}\))→AB+(\(\frac{1}{5}\))→AC