[1,2,2,2,2,2,2・・・・]の漸化式は
An+1=1+1/(1+An)
limAn(n→∞)が収束する証明で、
|An+1-An|<=\(\frac{1}{2}\)*1/(4)n-1乗となりました。
これを使用してAnが収束することを証明して欲しいのです。
ちなみにlim|An+1-An|=0(n→∞)っていうのは反例があって使用不可。
微分積分を使用したら出来るそうなのですが・・・・
[1,2,2,2,2,2,2・・・・]の漸化式は
An+1=1+1/(1+An)
limAn(n→∞)が収束する証明で、
|An+1-An|<=\(\frac{1}{2}\)*1/(4)n-1乗となりました。
これを使用してAnが収束することを証明して欲しいのです。
ちなみにlim|An+1-An|=0(n→∞)っていうのは反例があって使用不可。
微分積分を使用したら出来るそうなのですが・・・・
先に反例を紹介すると、 \(A_{n}=\sqrt{n}\) のとき、
\(\lim _{n\to \infty }\vert A_{n+1}-A_{n}\vert =\lim _{n\to \infty }(\sqrt{n+1}-\sqrt{n})=\lim _{n\to \infty }\frac{(n+1)-n}{\sqrt{n+1}+\sqrt{n}}=\frac{1}{\infty }=0\)
となるが、 \(\lim _{n\to \infty }A_{n}=\lim _{n\to \infty }\sqrt{n}=\infty\) (発散)となってしまう。
したがって、上の条件 \(\lim _{n\to \infty }\vert A_{n+1}-A_{n}\vert =0\) だけでは、収束するとはいえない。
あと2つ条件が必要となる。
(培風館発行「詳説演習・微分積分学」P.8参照、A1=2のときとする)
①偶数列{A2n}が単調増加、奇数列{A2n-1}が単調減少となること。
②A2≦An≦A1 (n=1,2,3,………)
①の証明(数学的帰納法で)
すべてのnに対して、An>0は明らか。
\(A_{3}-A_{1}=(1+\frac{1}{1+A_{2}})-A_{1}=1+\frac{1}{1+A_{2}}-2=\frac{-A_{2}}{1+A_{2}}<0\)
\(A_{4}-A_{2}=(1+\frac{1}{1+A_{3}})-(1+\frac{1}{1+A_{1}})=\frac{1+A_{1}-1-A_{3}}{(1+A_{3})(1+A_{1})}\)
\(=\frac{A_{1}-A_{3}}{(1+A_{3})(1+A_{1})}>0\)
nのとき、 \(A_{2n+1}-A_{2n-1}<0,A_{2n+2}-A_{2n}>0\) が成り立つとすると、
n+1のとき、 \(A_{2n+3}-A_{2n+1}=(1+\frac{1}{1+A_{2n+2}})-(1+\frac{1}{1+A_{2n}})\)
\(=\frac{1+A_{2n}-1-A_{2n+2}}{(1+A_{2n+2})(1+A_{2n})}=\frac{A_{2n}-A_{2n+2}}{(1+A_{2n+2})(1+A_{2n})}<0\)
\(A_{2n+4}-A_{2n+2}=(1+\frac{1}{1+A_{2n+3}})-(1+\frac{1}{1+A_{2n+1}})\)
\(=\frac{1+A_{2n+1}-1-A_{2n+3}}{(1+A_{2n+3})(1+A_{2n+1})}=\frac{A_{2n+1}-A_{2n+3}}{(1+A_{2n+3})(1+A_{2n+1})}>0\)
②の証明
すべてのnに対して、An>0だから、 \(A_{n+1}=1+\frac{1}{1+A_{n}}<2=A_{1}\)
したがって、An+1<A1(n=1,2,3,………)
An<A1(n=2,3,4………)
\(A_{n+1}=1+\frac{1}{1+A_{n}}>1+\frac{1}{1+A_{1}}=A_{2}\)
したがって、
\(A_{2}\leq A_{n}\leq A_{1}\)
この2つの証明と \(\lim _{n\to \infty }\vert A_{n+1}-A_{n}\vert =0\) によってはじめて、
\(\lim _{n\to \infty }A_{n}\) が収束することが言える。
※別解として、縮小写像の考え方があるそうだが、
詳しくは上記の本のp.9をご覧ください。